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皆さんこんにちは!
CONNECTION REEL SERVICEの更新担当の中西です
~“直す前に、見える化する”~
私たちは、症状ヒアリング→分解診断→見積→部品手配→組立調整→検査→記録納品までを一気通貫。作業の範囲・根拠・結果を数値と写真で“見える化”します。はじめての方でも迷わないよう、**オーバーホール(OH)**の実務をまとめました。
音:キュルキュル(ベルト/ベアリング)/カタカタ(ガタ・バックラッシ)
温度:触ると局所的に熱い(グリス劣化・負荷過多)️
動作:立ち上がり遅延・止まる・ムラ(電解コンデンサ/接点/シール)⏱️
漏れ:油・水・空気・電流のにじみ⚡
精度:ズレる・振れる(ガイド/ギヤ/バランス)
症状・発生日・作業条件(時間/温度/負荷)を書き出しておくと診断が速く正確に。✍️
ヒアリング&一次点検(写真・動画歓迎)
分解診断レポート:摩耗・劣化・ガタを数値化(例:クリアランス、軸振れ、電流値)
見積提示:交換推奨部品/継続使用可/追加オプションを区分
作業:超音波洗浄→脱脂→消耗品総替え(シール/パッキン/ベルト/ベアリング/電解コンデンサ 等)→グリス&油種指定→トルク管理→組立
調整・校正:バックラッシ/ゼロ点/荷重/バランス
耐久試験・検査:連続運転・温度/振動/精度ログ
納品:写真台帳+計測表+次回点検目安を同梱
分解診断の有無(数値・写真の根拠)
交換部品の具体名(純正/NOS/リプロ/互換)
潤滑・接着・表面処理の銘柄(再現性)
検査項目と記録(精度・温度・電流・騒音)
保証範囲と期間(消耗品/外装は除外のことが多い)️
バックアップ:設定・プリセット・ログは事前保存
ESD対策:リストストラップ/導電マットで静電破壊を予防
再調整:ファーム/キャリブレーションはメーカー推奨値に準拠
固定:可動部は緩衝材+テープ固定、シール面は汚れ防止
乾燥:乾燥剤・防錆紙(必要に応じ)
記録:外観・シリアル・メーター値を撮影して同梱
どれくらいの頻度でOHが必要?
使用時間・環境・潤滑剤で差。“異音/発熱/精度低下”のいずれかが出たら要点検。
互換部品は使う?
安全と精度を満たす場合のみ。純正が入手困難なら根拠と一緒にご提案。
外装リフレッシュは?
機能回復が先。外装は分解中にまとめて行うと工期・費用が効率的。
慣らし運転(軽負荷→定常)→増し締め確認
潤滑周期・清掃ポイントのA4シートを同梱
次回点検の**“時間/症状トリガー”**も明記⏱️
まとめ
“診断の見える化”→“根拠ある交換”→“数値で検査”。この3点で長持ちと安心を両立します。まずは症状のメモとお写真をお送りください。